2008年1月11日金曜日

NY州司法長官「インテル、独禁法違反の疑い」

NY州司法長官「インテル、独禁法違反の疑いで調査」

 (日経)米ニューヨーク州のアンドリュー・クオモ司法長官は10日、半導体最大手のインテルに対し独占禁止法違反の疑いで調査を始めたと発表した。MPU(超小型演算処理装置)市場での高シェアを乱用し、競合するアドバンスト・マイクロ・デバイス(AMD)を不当に排除した疑いがあるという。

 同司法長官は、インテルがライバルのAMDからMPUを購入したパソコンメーカーなど顧客企業に対し制裁を加えたほか、MPUを独占提供するため不正に資金を支払った疑いがあると指摘。関連書類の提出などを求めた。インテルに対しては、欧州委員会も昨年7月に独禁法違反の疑いがあると告知、調査を進めている。

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