2008年1月22日火曜日

事業許可、二審も「適法」

事業許可、二審も「適法」 六ケ所村の放射性廃棄物施設

 (朝日)青森県六ケ所村にある日本原燃の低レベル放射性廃棄物埋設センターをめぐり、住民ら58人が国を相手に、事業許可取り消しを求めた訴訟の控訴審判決が22日、仙台高裁であった。小野貞夫裁判長は訴えを退けた一審・青森地裁判決を支持し、原告側の控訴を棄却した。

 訴訟では、放射能による地下水汚染、自衛隊と米軍の三沢基地が近いことによる航空機墜落事故の危険性、施設の耐震性が主な争点となった。

 06年6月の一審判決は、原告側の主張をいずれも退けた。ただ、施設の耐震性については、「都合の悪いデータを隠蔽(いんぺい)した」とする原告の主張を認め、高裁は日本原燃に調査結果を新たに提出するよう命令した。

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