2008年1月11日金曜日

米大統領、イスラエルに占領終結求める

米大統領「譲歩が必要」 イスラエルに占領終結求める

ベツレヘムの聖誕教会を訪れたブッシュ米大統領=10日
エルサレム(CNN) 中東歴訪中のブッシュ米大統領は10日、エルサレムで会見し、和平合意に向けて、イスラエルとパレスチナ自治政府の双方の指導者に「痛みの伴う」譲歩を求める姿勢を示した。

イスラエル、パレスチナ両首脳との会談を終えたブッシュ氏は、「(イスラエルによって)1967年に始まった占領は終結を迎えなければならない。和平合意を実現し、ユダヤ人の母国としてイスラエルがあるのと同様、パレスチナ人の母国としてパレスチナを建国する必要がある」と述べた。

ブッシュ氏はまた、「治安の確保が基本だ」と述べ、パレスチナ人に対し「テロリストの基盤」を崩壊させるよう要求。さらに、中東の国々に対し、イスラエルに「手を差し伸べる」よう呼びかけた。
そのうえで、「和平合意には、双方による痛みの伴う政治的な譲歩が欠かせない。双方の指導者に対し、真剣な検討が進められるよう要求した」と述べた。

0 件のコメント: