経団連、副会長に三井不動産の岩沙氏ら3氏起用
(日経)日本経団連は22日、新任の副会長に三井不動産の岩沙弘道社長(65)、全日本空輸の大橋洋治会長(68)、東京電力次期社長の清水正孝副社長(63)を充てる人事を固めた。不動産と航空業界から経団連副会長が出るのは初めてで、5月末の総会で正式に決める。経団連は御手洗冨士夫会長が2期続投の運びだが、今回の人事で2期目スタート時の布陣が出そろった。
経団連の副会長は全員で15人。入れ替え人数は小幅ながら新たな業界を取り込んだのが特徴だ。不祥事を除けば常に副会長以上に人を置いてきた東電だけが「定番起用」だが、財界活動の経験に乏しい副社長級をいきなり充てる点では異例。選挙時の同社の組織力をあてこみ、5月に副会長の任期が切れる勝俣恒久社長(67)の後任を空白をつくらずに置きたかったとみられる。(07:00)
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