2008年2月18日月曜日

上海に580m超高層ビル

上海に580メートル超高層ビル・地元紙報道、中国で最も高く

 (日経)上海の浦東新区に中国で最も高い580メートルの超高層ビルが建設される見通しとなった。上海紙「解放日報」などが伝えた。建設されるのは「上海中心(上海センター)」。森ビルが浦東新区に建設中の101階建てビル「環球金融中心」(492メートル)を抜き、中国大陸では最高層となり、台北の「台北101」(508メートル)も上回る。ただ、世界では中東のドバイに800メートル超とされるビルの建設が進められている。

 上海中心は上海市政府系企業3社が事業会社を共同で設立し、建設・運営する。資本金は54億元(約800億円)。建設計画は既に市当局の認可を取得した。これで浦東新区には「金茂大厦」、建設中の環球金融中心と合わせ3本の超高層ビルが並ぶ形になり、上海の新たな顔になりそうだ。

 上海では外資系企業の進出増でインフラが整備された高級オフィスが不足。近年、大規模オフィスビルの建設が相次いでおり、上海中心が完成すると供給過剰になる懸念もある

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