2008年2月2日土曜日

ペット市場の自爆テロ、知的障害女性使い遠隔操作で起爆

知的障害の女性使い遠隔操作で起爆、ペット市場の自爆テロ

バグダッド(CNN) イラクの首都バグダッドにあるペット市場2カ所で1日起きた連続自爆テロで、知的障害のある女性2人が体に爆弾を巻き付けられ、携帯電話を用いた遠隔操作で起爆されていたことが分かった。イラク政府当局者が明らかにした。

爆弾はダイナマイトに殺傷能力を高める玉などが仕掛けられており、女性2人はベルトを装着していた。2人は爆弾の存在を知らず、市場へ入ったともみられている。2人の国籍などは明らかでない。
これらテロ実行犯の組織的背景は不明だが、米国防総省はイラク・アルカイダ機構の犯行と見ている。
テロはバグダッド中心部にあるガジル市場などで発生、少なくとも98人が死亡、200人以上が負傷している。同市場はこれまでも爆弾テロの標的となっており、昨年11月には鳥かごに隠された爆弾が爆発し、13人が死亡、58人が負傷している。市民の憩いの場でテロを起こし、現政権への反発を煽る狙いがあるとみられる。

同市場は金曜日だけに開場、ペット愛好者でいつも混雑している。犬、サル、オウム、ハトや熱帯魚などが売られている。

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