2008年2月9日土曜日

仏極右政党党首に罰金、禁固刑、ナチス占領「擁護」で

仏極右政党党首に罰金、禁固刑 ナチス占領「擁護」で

(CNN)パリの裁判所は8日、第二次世界大戦中のナチス・ドイツによるフランス占領時代の犯罪を「軽視」する発言を示したとしてフランスの極右政党、「国民戦線」のルペン党首に罰金1万ユーロ(約156万円)と執行猶予付きの禁固3カ月の判決を言い渡した。

戦争犯罪の正当化、非人道的な行為を否定する共犯の罪となっている。

ルペン氏は2005年、極右系の週刊誌との会見で、「ナチスの占領は少なくともフランスでは非人道的なものだけではなかった。誤りもあったが」などと述べていた。

同党首はこれまで、人種差別や反ユダヤ人的な言動で少なくとも6度、罰を受けたことがある。
8日の判決では、同週刊誌の責任者、記者の計2人に同様の罪で罰金も命じた。

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