2008年3月11日火曜日

仏統一地方選挙、サルコジ与党が苦戦

仏統一地方選第一回投票、サルコジ与党が苦戦

パリ(AP) フランスで9日、約3万6000カ所の市や町の首長、議会議員らを選ぶ統一地方選の第一回投票が実施された。サルコジ大統領の国民運動連合(UMP)が各地で苦戦する一方、野党・社会党の健闘が目立っている。

開票率76%時点の当局の発表によると、UMPの得票率は45・5%と、社会党など左派の47%を下回っている。得票率50%を超える候補者がいない場合は、10%以上の票を獲得した候補者のみによる決選投票が、16日に実施される。このため多くの市や町で、中道派の動向が勝敗を左右する事態になるとみられ、現時点で最終的な結果を予測することは困難とされる。ただ、社会党はパリ、リヨンなどで勝利をほぼ確実としたほか、ストラスブール、ランス、ルーアン、カンなどでも市政奪還を狙う位置にある。

UMPの不調は、サルコジ政権の支持率急落を反映しているとみられ、政権の今後の政策に影響する可能性がある。昨年の選挙でサルコジ大統領と争った社会党のロワイヤル氏は、「経済政策などに対する国民の怒りが結果に表れた」と述べた。一方、フィヨン首相は9日夜、「国政レベルで改革を続ける姿勢に変わりはない」と強調している。

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