2008年3月4日火曜日

原油など輸入価格急上昇、所得の海外流出最大

原油など輸入価格急上昇、所得の海外流出最大

 (日経)原油など輸入価格が急上昇している一方、輸出価格の上昇は小幅にとどまり、貿易を通じた所得の流出が拡大している。流出額は海外資産からの収益を上回った。これまで日本は海外からの利子・配当収入により国内経済活動で稼ぐ以上の所得があったが、海外への所得流出で実質的に国民の所得が目減りしている。 輸入物価が上がると海外への支払いが増え、輸出物価が同じ割合で上昇しなければ、国内から海外に所得が流れることになる。こうした輸出入物価の変化の差から生じる実質的な所得額を交易利得・損失と呼ぶ。交易条件の変化を金銭換算した数値といえる。内閣府によると2007年10―12月期の交易損失は22兆2887億円(年率換算)と過去最大となった。

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